ベルファスト到着

2014.07.02 Wednesday

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    朝9時起床。
    重いスーツケースを引きながら、ノートルダム寺院前→ルーブル美術館前を簡単に観光して、空港へ。毎度のことながら、貧乏性のくせにあまり考えずに行動してしまう。
    少しパリの街にも慣れてきた気がするのもつかの間、easyjetでベルファストへ。
    パリから1時間ほどのフライトはあっという間だった。

    そして、イギリスへの入国審査でストップがかかる。
    ベルファストのレジデンス経験者の進藤さんにあれほど、契約書や今回のプログラムの証明になるものを持っていった方がいいよと言われておきながら、まったくお気楽な思考でいたのがまずかった・・・
    滞在先や目的の部分で、「ただの旅行」と嘘をつけず、英語もできないくせにあいまいなことを言ってしまい・・・。
    「仕事なのか?」「いや仕事ではないです」
    「どこに滞在するのか?」「住所まではわからないです、受け入れ先が用意してくれています」
    「受け入れ先?」「アーティスト・イン・レジデンスです」
    それはなんだ?お金はでるのか?日本では何をやっているのか?作品は何を作っているのか?等々・・・
    すったもんだ1時間くらい、入国審査のゲート前で止められた。
    レジデンス先に電話がいったり、空港に迎えに来てくれていたアン・マリーに職員が事情を聞いたりした後に、
    ようやくゲートを通過。(この時点ではアン・マリーに会ったこともない)
    まあ自分が悪いので(不審・入国の目的がよくわからない)止められて当然だと思ったし、
    このハプニングに対して怒りや悲しみ、混乱というより、
    自分が改めて外の人間だということ、そして、日本での仕事や肩書きなどは、ただの偽造可能な情報にすぎないことが再認識できて良い経験になった。
    このまま空港に一泊になったら、もっと深く考えさせられて、ひとつ作品ができるかもなんて思いながら・・・
    ようやく迎えに来てくれていたアンと対面。
    アンも今回のハプニングを少し面白がってくれていたようで良かった。
    今回の滞在先に行くまでの車内でいろいろ話をしたが、
    やっぱり自分の英語力が足りないことを痛感・・・
    わかるようでわからない、わからないけれどなんとなくわかるがごちゃまぜになって綱渡りしている感じ。
    そして、言いたいことも簡単なことしか言えない。
    この2ヶ月で上達するだろうか・・・

    そして、滞在先の家に到着。
    これから2ヶ月過ごす家。
    アンとシェアということになる。
    アンがすごく優しいのは本当にありがたいのだが、
    やっぱり気をつかいそうだ・・・
    自分が逆の立場だったらやっぱり大変だし。
    細かな生活スタイルや文化の違い、そしてコミュニケーションの問題。
    最初は外国人が居候で面白いかもしれないが、後々、細かい部分が伝わらないことで、
    いずれストレスがたまるのではなんて思ったりしている。
    まあ自分にとってはこれくらいの負荷の生活のほうが、
    自分の制作について再考するには良いのではなんて思ったりしながら・・・

    今日は長文になってしまった。
    でもやっぱり濃密な一日だった。
    明日もかなり濃密な一日になりそう。
    もう2度とない時間だから大事にしていこうと思う。